問題解決のための方策を「マルコフ過程」で考える。これが一番手っ取り早いしスッキリする。
- oryza63
- 3月25日
- 読了時間: 2分
相談を受けていると「あの時こうすれば良かった」と言ってくる人がけっこういる。
そりゃそうだが、どんなに努力しても金を積んでも「あの時」には戻れるわけがない。
となると「今からどうするか?」で策を講じざるを得ない。
未来の状態・挙動に影響を与えるのは「今の状態」であるから、それを起点にして策を講じることになる。
相談などでオレがよく言う「これからどうするか」「いまからどうするか」という考え方である。
過去にあった事を考慮にいれて未来を考えると条件、つまり「変数(パラメータ)」が増えてややこしくなる。
過去から引き継いでいる事もあるだろうが、そこは一旦置いておいて簡略化するために「今」を基準にして未来を考えるのが一番である。
未来は「今の行動」だけで決定され、「過去の行動は影響を与えない」という考え方で将来起きる事を推理する確率論を「マルコフ過程」という。
これはロシア人数学者のアンドレイ・マルコフが考え出した理論だ。
大きな問題が起きた時は「今からどうするか」が最も重要で、過去の問題はそれほど関係ない。
DV離婚だって「昔は善い人だった」等という考えを持ち込んだら「離婚すべし」という結論は遠のいてしまう。
いわゆる「今、ベストな方策」を考えるならこの方法が手っ取り早い。
いろんな相談を受けていると「でも昔は・・・」「今だけかもしれない」と考え判断が遅れる人もたくさんいる。
「簡略化し過ぎているかもしれない」と思う事もあるが、複雑にして判断できなくなったり、決断ができなくなるよりはよかろう。

Comments