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悟りをひらく

悟りとは、執着や欲望から解放されること。

「こうでなければならない」という思い込みや欲を手放し、心が自由になる状態。

とされている。


相談を受けていると、DVモラハラ、夫婦家庭問題といったことでこの「~でなければならない」という考えにドップリと浸かって、その考えに縛られている人が多い。

家庭を守らなければいけない、夫を支えなければいけない、夫や親の言う事を守らなければいけない、子供を守らなければいけない、世間体を守らなければいけない、といったことばかり考えて「自分の心を守る」という事がすっかり抜け落ちている。


これらが執着となって、自分自身を縛り付け自縄自縛となるわけだ。

であるなら、そんな「縛り」を吹っ飛ばしてしまえばいいのである。

自分の心の平穏なくして「安心」などあり得ない。

心配事はたくさんあるが、それらは「本当に」重要なことなのか一度考えてみるべきだろう。


夫婦関係が冷めきっていたり暴力的だったりすると「心の平穏」から遠いものとなる。

愛情がない関係なら、愛情を求めようとするのは当然であろう。

例えばそれが不倫だとしても、心の平穏が得られて家庭が落ち着いてくるなら「それはそれで」いいのである。

法律的には、倫理的には、道徳的にはなんている事をほざいている連中は「その苦しみ」を知らないからそう言っているだけである。


愛情もそうだが、DVやモラハラだって当事者になってみないとワカラン事はたくさんある。

綺麗ごとで済ませることなんぞ世の中には無いのである。


まずは「そうだよな、それはしょうがないよな」と思う事が悟りへの第一歩である。

そこから自分が生きやすくするように「重荷」を取り去っていく事が「之即ち解脱」である。



 
 
 

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