1973年公開の映画「燃えよドラゴン」の中で主演のブルース・リーが弟子に向かって言う言葉で有名な一言である。
シチュエーションの説明は省くが、「考えるな、感じろ」というのは対人関係の中でも有効な手法である。
メンタルに問題のある人、異常な行動をしてくる人間に対してマトモな人や善人は「どうしてそんな事をするんだろう?」「もっと理解してあげなければ」「もっと話し合わなければ」などと考えてしまう。
しかし、直感や感覚は「危険だ!避けろ!」と警告している。
その直感を無視して考えるから逃げ遅れて散々な目に遭うのである。
ここで「避けろ」「逃げろ」というと、「そいつとは縁を切れ」と考えてしまう人もいるだろうが、それは間違いである。
「避けろ・逃げろ」というのはその相手と「距離を取れ」「間合いを取れ」ということであって、そうして観察し本当に危険人物であり自分のとって害悪でしかなければ逃げればいいのである。
その距離感をうまく取れないのであれば、当人も何か問題があると考えられる。
考える事は良い事であるが、考え過ぎるのは害悪である。
オカシナ人間相手に考え過ぎるのは「身の危険」を招くものだから気を付けよう。
考えるな、感じろ
対人関係の中ではこれがちょうど良いくらいかもしれない。
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